「やちむん」とは、沖縄の方言で焼き物のこと。
ご紹介する「壺屋やちむん通り」は、その名のとおり沖縄伝統の壺屋焼の窯元、ショップが並ぶ通りです。
通りは石畳が敷かれており、ショップも赤瓦を基調とした景観で統一されています。
歩くだけでも伝統的な沖縄を感じることができます。
那覇市の「国際通り」から歩いて5分ほどの距離にあるので、アクセスも便利。
通りは一方通行になっているので、お車では、国道330号線から進入できません。国際通り方面か、330号線の壺屋交差点側から進入ください。
やちむん通りの入り口には「壺屋焼物博物館」があるので、そこを目印にお越しください。
まずここを訪れて壺屋焼きのことを知ってから通りを歩くと、より楽しめます。
【壺屋焼物博物館】 沖縄県那覇市壺屋1-9-32
http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya/
通りには様々なやちむんのショップが並びます。
一口に壺屋焼といっても、伝統的なものから、モダンなもの、ポップなものまで、窯元やショップの個性によってデザインが違います。
一軒一軒まわり、お好みの器をお探しください。器好きには楽しみな時間ですよね。
「南ヌ窯(フェーヌカマ)」
沖縄県指定文化財のひとつ「南ヌ窯(フェーヌカマ)」は、
壺屋にただ1つ残った荒焼(あらやち)の登り窯です。
約330年前、琉球王府が各地に散らばっていた陶工を壺屋に集めたのが、壺屋焼の歴史のはじまりです。
器好きの方はもちろんですが、歩くだけでも沖縄の伝統を感じ、楽しめる壺屋のやちむん通り、ぜひ国際通り観光の際はお立ち寄りください。